釣り人の命を守るために、ライフジャケットと落水検知ユニットの装着を推奨します。 |
現在は釣りをするのにライフジャケットは、あたり前になってきていますが、数年前までは波止釣りの場合は、それほど装着率は高くなかったかと思いますが、最低限ライフジャケットをという意識が高くなったこともあり、装着率は高くなってきていますが、はたしてそれだけでいいのでしょうか?
大阪府釣り団体協議会(大釣り協)では、JM-Safety(ジェイマリン・セーフティ)の落水検知ユニットの装着を推奨しています。万が一落水した時、第3者に落水したことを冷静に伝えることができるでしょうか?ほとんどの方が落水したことでパニックになる可能性が高く、どこで落水したかを正確冷静に伝えることは難しいかと思います。そこで、落水検知ユニットが貴方に代わって、どこで落水したかをお知らせします。 落水検知ユニットは、下部の2つの金属部分が同時に2秒以上浸水するとユニットが落水を検知し、Bluetooth接続された落水者のスマートフォンからJM-Safetyを通じて、事前に登録しておいた見守り先、フレンズ登録、落水現場の5海里(約10km)以内にいるJM-Safetyユーザー、所属団体の管理者(管理者ツールが必要)に落水情報(詳しい地図と緯度と経度を表示)が通知される仕組みになっています。
落水検知ユニットは、3,960円になり電池が続く限り何度でも使用可能です。 数名で、釣りに行く場合はフレンズ登録がとても簡単です。自分のいる場所で落水検知ユニットをJM-Safetyが検知すると自動的にフレンズユニットというところに、友人の落水検知ユニットの登録番号と名前が表示されます。そのまま登録を押すと完了です。もし、友人が落水した場合、いち早くは自分のスマホに「落水を検知しました、落水を検知しました」と大きな音で知らせてくれます。 一人で釣りに行く場合は、友人や家族を見守り登録しておけば、家族も安心できると思います。海に落ちていないかという心配がなくなります。家族の方が見守り登録するだけでしたら、落水検知ユニットは必要なく、スマホにJM-Safetyというアプリを入れて見守り設定をするだけでOKです。 万が一の落水時には、自宅の家族のスマホより「落水を検知しました、落水を検知しました」と大きな音で知らせてくれます。落水が解除されず、連絡を取っても繋がらない場合は、警察や海上保安庁(118)に緊急連絡してください。地波止の場合は、警察に連絡する方が早い場合もあります。そこは、ケースバイケースで海上保安庁への連絡も念頭に置いてください。 特に、夜釣りの場合は落水しても気づいてもらえないケースが多いので、命を守るためにとても大切なユニットになると思います。夜釣りに出かけた家族との連絡が取れず、次の日に釣り場に訪れたら車だけが停めてあったとか、釣り道具だけが置いてあったということは決して珍しいケースではありません。
我々大釣り協では、大阪港の釣り解放区の地波止の巡視を定期的に行っていますが、釣り解放区に来られる釣り人の方々のライフジャケットの装着率はまだまだ低いです。
JM-Safetyは、落水検知ユニットとの接続以外にも、大変便利な機能があります。例えば、地震発生後津波が発生した時、いち早く津波の危険のお知らせが届いたりします。ボートやヨットに乗られる方にも便利な機能がありますので、メーカーのホームページをご覧ください。 落水検知ユニットは、日清紡ホールディングス株式会社より販売されています。 詳しいことは、メーカーのホームページをご覧下さい。 JM-Safetyのダウンロードは、グーグルプレイ、App Storeより行ってください。インストールは無料です。 |